今日も良い一日を!
おはようございます。
かなざわです。
今日もよろしくお願いします。
2025年(令和7年)9月5日
いい天気です。ガッツリ晴れています。でも湿気がすごい!
九州から関東にかけて台風の影響で大変なことになっているようですが、恐らくその影響と、台風の北側にある停滞前線の影響でジメッとしているのではないかと。
でも台風が直撃している地域と比べると、全く大した事はない訳で。
台風が直撃した地域の被害が大きくならないことを祈るばかりです。
【野球】WBCの放映権について思うこと
来年(2026年)3月に開催されるWBCの放映権で、Netflixが独占放映権を獲得したそうです。
そして、日本国内のマスコミが色々文句をつけているそうですが、個人的に思ったことを記しておこうかと。
ここで書いておく内容は、WBCI(MLB)とNetflixとの契約の契約の過程、結果並びに日本国内の関係各所の対応が「良い」「悪い」ということではありません。
あくまでも「かなざわ個人の見解」かつ推測です。
また記事の内容については、2025年9月5日時点でかなざわが把握していることで記しています。
『一試合あたりの単価』から見た『価値』
放映権料は全試合で150億円人の報道が出ています。
まずは1試合あたりの単価を見てみるんですが、ここで『単価の違い』が出てきます。
2026年のWBC、全試合で47試合、その内日本代表が出場するのは最大7試合です。
単純に一試合当たりだと、全試合計算で約3.2億円、日本代表戦だけだと約21.4億円となります。
恐らくNetflixは全試合計算、日本のマスコミは日本代表戦だけで計算するでしょう。
ここにそもそもの価値観の違いがあるように思います。
『商品購入』と『投資』の違いもある?
そもそもNetflixは有料で会員登録しないと見ることが出来ません。
そこで日本国内の会員数を調べたところ、2024年で1000世帯数を超えたとのこと。
おおよそ日本国内の全世帯数の5分の1に相当するとのことです。
Netflixからすると、もっと増やしたいはずです。会員数が増えると、収入がその分増えるからです。
そこにちょうどよくWBCが開催されるとなると、『Netflix自体をアピール』するのにピッタリハマるコンテンツとして成り立つわけです。
そう考えると、150億円は『Netflixを世の中に大きく広める投資資金』と捉えることが出来ます。
そういえば、2022年のFIFAワールドカップで、ABEMAが全試合放映権を獲得したことがありました。
この時ABEMAは全試合無料放送を行いました。最終的に96億円の赤字計上したとのこと。
しかし藤田晋社長は「ワールドカップへの投資は我々としては大成功」と仰ったとのことでした。
ABEMAの認知度アップに相当貢献したものと思われます。
今回のNetflixのWBC放映権も、これと似たことなのかも知れません。
翻って、日本国内のメディアにとっては、基本的に無料放送(NHKはほぼ強制的に受信料がかかるが)なので、「視聴者が増えると収入が増える」というビジネスモデルが成り立ちません。
コンテンツ購入を『投資』として見ることがまず出来ません。
ここに大きな差が出るのではないかと思われます。
既存メディアとNPBの将来について
今回のこの一件で、日本国内メディアとNPBが対応検討するとの放送がありましたが、ワタシが思うになにも変わらずに半年後を迎えることになるのではないかと思っています。むしろ大会終了後にNPBとメディアの付き合い方に大きく変化が起こる可能性があると見ています。
特にセ・リーグが大問題になるでしょう。
ジャイアンツは読売新聞。日本テレビと、スワローズはフジテレビと、ベイスターズはTBSと、ドラゴンズは中日新聞と、タイガースはほぼ全ての在阪メディアと、カープは在広島の全てのメディアとつながりがあるからです。
パ・リーグはこの縛りがありません。(そのためパ・リーグTVが存在できる)
いずれにしろ、球界全体でメディアに対して大改革がなされる可能性があると見ています。
どこまで改革できるかは分かりませんが、ワタシが思うに日本メディアは今後ますます下降線をたどることは間違いないでしょう。そこにNPBが共に下がっていくか、別の方法で生き残るか、はたまた…
もしかしたら、この一件で世間一般とスポーツビジネスやメディアとの関わり方が大きく変わりかねないことなのかも知れないとワタシは思うし、そうあってほしいと思う次第ですが、皆様はどうお考えでしょうか?
一日の終わりに
今日も一日お疲れ様でした。
また明日、元気にお会いしましょう。
おやすみなさい…
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